2013年12月15日日曜日

マストチューニング

今日は小戸のyamaha33のマストチューニング。
最初はあまりにもプリベンドが少なく
せっかくのニューセールだがドラフトの位置も形も最悪だ。
解析ソフトでも最悪の数値だった。
海上でリグの調整をするがどうにもならない。

ハーバーへ戻りマストステップの位置を変更する。
その結果、良いマストベンドとなった。
セッティング完了後は素晴らしいセールカーブの数値となった。


フォアステイの長さを4段階にセットしてマーク。
微風、順風、順風強、強風


リグの調整。このタイプはマストに上らないと調整出来ないのだ。


サイドステイのテンションをゲージにて調整。
データーを残しておくと走りが悪かったりスランプからの
脱出に役立つのだ。


フォアステイの長さ4段階をメジャーでチェック。
数値を残しておけば、締めたり緩めたりしているうちに
何回転したか分からなくなった時、約に立つのだ。



ドラフト解析ソフトを使ってマストベントがセールに合って
いるかのチェック。

セールはメーカーやタイプによってマストベンドをそれぞれに
調整する必要があり、このようなソフトで解析すると
マストとセールが合っているか一目瞭然だ。
感覚だけに頼っているセーラーも多いが時間と共に感覚も変わる
ので数値で残すのが確実だ。

チューニング完成後はチームのチューニングデーターとして残るように
以下のデーターをチームに渡します。

1.解析ソフトの数値
2.リグのテンションデーター
3.各風域でのフォアステイのマーキングポイント
4.計測点の写真に目印を入れたもの








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