2014年3月23日日曜日

ファースト40ニューセール

福岡の小戸でファースト40のニューセールセットアップ。
今回はクァンタムセールのメインセールとライトゼノア。
最近アメリカのTP-52で活躍が目立つセールだ。
進化したテクノロジーが細かな部分まで感じられる。

MR-7600
カーボン60%、ブラックトワロン40%でデラミ(剥離)保証2年ついている。
オーナーには嬉しい保証だ。それだけメーカーも自身があるのだろう。


セール解析ソフトを使ってのマストベンドとセールが合っているかのチェック。


メインセールのリーチコードはマスト側でコントロール出来る細かな配慮。
大型艇でブームエンドからのリーチコードのコントロールは大変難しいがこれなら安心。



バテンポケットはマジックテープを使わない新しいタイプ。ネジを締めるとバテンが伸びて
シートに引っかかるようになっている。 


ライトゼノアのフットのシェープ。 



ライトゼノアのリーチ側。リーチ側のラインもかなりストレートで
風も抜けやすい。 


メインセール。ブームエンドから。 


スプレッダーパッチの位置をチェック。 



ルーズフット。アウトホールを緩めるとフットが綺麗に膨らむ。
以前のタイプと比べると
かなり下側へ膨らみを持たせてありセールエリアも有効に使える。


2014年3月16日日曜日

hyc 博多ヨットクラブレース

マロロで参加。
コースは机を時計回り。

西よりの風18ノット。ジブトップで行くが宮浦付近でヘッダー。そのままジブトップで頑張り机を回航。

あとはジェネカーでそのままフィニッシュ。

西よりの風では湾内は西よりだが沖は北西の傾向があるようだ。
また宮浦半島付近ではブランケットの位置に注意が必要だ。

本日のレースでは戻りのスピンランが順位の分かれ道で
無理をしてスピンをはった艇はスピードは上がるがタイトリーチで
おとして走り長い距離を走りすぎる事になった。

この場合ベストな選択は最短距離を走れるセールエリアの選択が必要で
おとされた艇はワンサイズ小さいジェネカーを上げるのがセオリー。

マロロは最短コースを引くことになり結果は修正1位となった。

マロロチームには久々に参戦したが40フィートクラスの扱いにもかなり慣れてきた
感じだ。またオーナーの艤装へのこだわりがあり、とても乗りやすい船に仕上がっていた。

後は40フィートクラスの細かなテクニックが分かってくれば
クルーワークも今より無駄な労力を使わずに楽になるだろう。









2014年3月15日土曜日

新しいファーラーシステムでセーリング

今日は最新型のハーケン製ファーラーシステムでのテストセーリング。

さすがにレーシング仕様と言う事で、ドラムの位置も非常に低く、セールエリアも
殆どロスする事が無い。

驚いた事に標準で使っていたゼノアがそのまま使用できた。
これだとこれまでのセールもそのまま使用可能だ。

操作性も抜群だった。

今日の博多湾は風も良く暖かく非常に良いコンディションだった。
テストセーリングとリグの調整も終わり第一段階終了。






2014年3月10日月曜日

リグ計測

そ今日は小戸ヨットハーバーでリグの計測。先日、ファーラーシステムに変更したので、これに合ったセールオーダーの為。
このファーラーシステムはハーケンの最新式のレーシングタイプ。
見ての通り普通のドラムより非常に小さく、取付け位置も非常に低い位置だ。
これによりセールエリアも殆ど損なう事は無い。

またレーシングタイプなのでドラムの取り外しも簡単で
取り外せば、今までのレース用セールもすぐに使えるのだ。





2014年3月2日日曜日

福岡ヨットクラブレース

今日は今年最初の福岡ヨットクラブのレースだ。

風が強く午後から1レースだけしか出来なかった。私が乗ったハミングバードチームも今年初の顔合わせ、レースと言うよりウォーミングアップだ。ボートスピードも良く、終始トップをキープ。ブローチングもあったが無事にフィニッシュ。修正でも1位と今年初のレースはさい先よいスタートとなった。
2位にはバンビーノ、3位にマロロと強豪艇が続いた。

ブローチングではスピンシートが全て飛んでスピンがマストトップから真横のまま飛んだがベアーしてメインセールのブランケットに入れる事が出来、24ノットオーバーの風の中メインセールのストールするエリアに吸い込まれるようにスピンがおりてきた。
セールと風の角度によってはこのような現象もおこるようだ。
これは意外なテクニック。

ずぶ濡れになったチームの皆さんお疲れさまでした。